日本でも目にする機会が増えたeスポーツ関連のニュース。
実は、eスポーツは日本だけではなく世界中で話題や注目を集めています。
そこで今回は、eスポーツの市場規模を調査し、今後の動向を考察してみました。
世界のeスポーツ市場は年成長率21.5%で拡大中
参照:Statista
実は、コロナ禍がeスポーツの市場規模が大きく成長するきっかけになったと言われています。
外出する機会が世界的に減少した結果、YoutubeやTwitchなど、自宅で気軽に楽しめる動画視聴やライブ配信の利用者が増加しました。
特に人気を集めたのが「ゲーム実況」や「ゲーム配信」です。
実際にゲーム市場も活性化し、任天堂をはじめとしたゲーム会社の売上が伸びました。
もちろん、日本だけではなく、海外のゲーム会社の売上も伸び、eスポーツが流行しました。
世界のeスポーツ市場規模は、2022年に約14億ドル、2023年に約17億ドル、2030年にはなんと!約67億ドルまで成長すると予想されています。
市場成長率は、21.5%です。
eスポーツは、一過性のブームではなく、長期的に成長するジャンルの1つと言えるでしょう。
市場規模の成長とともに競技人口も増加
参照:Statista
動画視聴やライブ配信がきっかけで流行し始めたeスポーツは、市場規模だけではなく競技人口も増加中です。
欧米・日本・韓国、さらに東南アジアや中東、アフリカでも競技者が増えているのが特徴として挙げられます。
PC・CSよりもモバイルゲームの伸びがすごい?
eスポーツといえば、PCやCS(家庭用ゲーム機)をイメージする方も多いのではないでしょうか?
実は、PCやCSと同様にモバイルゲーム・スマホゲームもeスポーツに大きな影響を与えています。
高額なゲーミングPCやゲーム機を購入する必要がなく、普段使用しているスマートフォンから気軽にオンラインゲームに参加できるからです。
日本ではすでにモバイルゲームのeスポーツ大会が開催されていたり、モバイルゲームのプロプレイヤーも誕生したりと、スマホゲームを主戦場にしている企業や選手も珍しくなくなりました。
モバイルゲームは、自身が競技者になれるだけではなく、ストリーミング プラットフォームへのアクセスが容易な点も特徴的です。
特にZ世代に絶大な人気を誇り、インフルエンサーのプレイ動画からゲームに興味を持ち、プレイし始めるのが一般的な流れとなっています。
モバイルゲーム・スマホゲームは、従来の対戦型ビデオゲームではなく、PUBG MOBILEや荒野行動などのFPS・TPSのシューティングゲームが人気です。
今後もスマホからの新規競技者や競技視聴者が増加すると予測されています。
eスポーツはスポーツベットの対象にも採用
eスポーツ市場は、ゲームをプレイしたり、動画を視聴するだけではありません。
eスポーツの試合がベット対象に採用されているオンラインカジノやブックメーカーサイトも増えています。
ゲームをプレイをして得た経験や知識を普段のゲームプレイやスポーツベットとは違った楽しみ方に活用できると評判です。
そんなeスポーツのスポーツベットの日本人ユーザーへの普及には、ステークカジノが貢献しています。
ステークカジノでは、FIFAやNBA2Kなどのスポーツ競技、VALORANTやCoD(Call of Duty)、リーグ・オブ・レジェンド(LoL)などのPCゲームなど、スポーツ以外のジャンルのeスポーツへのベットも可能です。
eスポーツのスポーツベットのプレイ環境を整えるだけではなく、さまざまなジャンルのスポーツやeスポーツのスポンサーもは務めており、スポーツを盛り上げたい側(企業や団体)とスポーツで盛り上がりたい側(ユーザー)の架け橋になったと言われています。
ステークカジノが多くの日本人ユーザーに選ばれる理由をesportstars.jp/review/stake/からチェックしましょう!
eスポーツの市場はスポンサーシップが大半を占める
続いて、eスポーツ業界で動くお金に関する情報をチェックしましょう。
市場レポートによると、eスポーツ業界の売上の約60%をスポンサーシップが占めています。
気になるeスポーツのスポンサーになるメリットは「10代や20代のZ世代に大きなアピールができる」です。
注目度の高いeスポーツチームや大会のスポンサーになることが若い世代へのアピールにつながるようです。
実際にeスポーツチームや大会スポンサーを務めた際には、販売促進やブランド(企業)認知に高い効果が実証されています。
近年では、パソコンやゲームの周辺機器だけではなく、有名飲料メーカーや他業種企業がスポンサーに就くことも珍しくなくなりました。
日本のeスポーツの今後は?
世界で注目を集めるeスポーツですが、日本の現状や今後が気になる方も多いですよね。
日本のeスポーツ市場も年々成長していますが、世界と比べると成長速度は遅めです。
ですが、eスポーツ選手の実力は世界トップクラスです。
サウジアラビアで開催された大会賞金総額6,000万ドル以上のEWC(2024 Esports World Cup)では、数多くの日本人選手やプロチームが活躍しました。
日本国内でのeスポーツの認知度や人気が高まっていることから、日本のeスポーツ市場は今後も成長すると予想されています。
まとめ
eスポーツ市場は、世界全体で成長うぃ続ける一大産業になりつつあります。
2030年には、現在の3~4倍まで市場規模が成長する見通しです。
日本での注目度や需要も増加し続けており、eスポーツ業界は着実に成長しています。
今後のeスポーツ市場や人気も要チェックです!
eスポーツ 市場規模 世界に関するよくある質問
Q.世界のeスポーツ市場規模はどのくらい?
eスポーツ市場は急速に成長しており、2022年の市場規模は約14.5億ドル、2023年には17.2億ドルと拡大。2030年には67.5億ドルに達すると予測されています。特にスポンサーシップ収益が市場の大部分を占めており、企業の参入が増加中です。
Q.eスポーツの市場成長を支える要因は?
市場拡大の主な要因は、視聴者数の増加、スポンサー企業の投資、モバイルeスポーツの普及です。2025年には6.4億人がeスポーツを観戦すると予測され、特にZ世代をターゲットにしたマーケティングが市場成長を後押ししています。
Q.地域ごとのeスポーツ市場の特徴は?
北米や欧州ではPCゲームが主流ですが、アジアや中東、アフリカではモバイルeスポーツが急成長しています。特に中国、東南アジアはモバイルeスポーツの中心地となり、多くのユーザーが参入しています。
Q.eスポーツの収益源は何?
eスポーツ市場の約60%はスポンサーシップ収益で構成されており、コカ・コーラやVISAなどの企業も参入。他にもメディア放映権、パブリッシャーフィー、チケット販売が主要な収益源です。