<配布ファイルに一部不具合があったため再掲します>
昨年TCPAという考え方をリリースしました。
きっかけは、間接効果をもっと実際の現場で使っていただくためには、
もっとシンプルな評価指標をつくらないといけない、と感じたところからでした。
しかし、最近流行(?)のアトリビューションマネジメントの一部と重なっていることもあり、
アドエビスをご利用のお客様から「具体的に計算方法を教えてほしい」、
もしくは「計算してほしい」との声を多く聞くようになったので、
計算させるプログラム(Excelマクロ)を制作しちゃいました。
データを拾って、コピペするだけでTCPA(もしくはアトリビューション指標のひとつ)を
自動で算出できるようになりました。
まずは、これまでよく使われているCPAと比較してみてください。
下がっているもの、上がっているものが容易に発見できると思います。
異常に差があるものにはなにか理由があります。
異常に上がっているもの→最後の一押しだけに効くもの(CPAが過大評価されすぎ)
異常に下がっている→初回接触だけに効くもの(CPAが過小評価されすぎ)
などが仮説として考えられると思います。
その他にも実際の数値をベースに仮説の検討、施策案の検討が可能になると思います。
計算できるものはアドエビスで計測しているものに限られますし、
順番や組み合わせなど「アトリビューションマネジメント」に
必要な一部の要素は含まれていません。
しかし、一つの方法論ではあると思っていますので、まずはできることから
やってみていただくための、簡単ツールを作ったつもりです。
なお本プログラムは”無償”で提供いたします。
アドエビスご利用のお客様に、よりよい広告評価・プランニングに
すこしでもお役立ていただきたいと思っています。
ー使い方ー
・アドエビス管理画面からデータをダウンロードしたらそのままコピペ(どの項目が必須かなどの説明はExcelシートに記載してあります)
・お持ちの広告コストのデータをコピペ
(コストを入れなくても、間接効果を考慮した「再配分コンバージョン値」を計算します)
・あとはボタンを一つ押すだけ!
ープログラムがやっていることー
・データの整形
・コンバージョン時の広告接触回数を取得
・コンバージョンに関与した広告にコンバージョン数を等配分
(現状は等配分設定していますが、手動重み付けは可能にしています。必要であればご相談ください)
・広告毎に直接コンバージョンと再配分コンバージョンを集計
・コストを入れて計算
ーご注意ー
・アドエビス用に作っています
(手元には他社用もありますが、さすがに公開できません。。。)
・Excel2007以降で動作確認しています。Excel:Mac2011でも動作確認しています
Excel2003でも動作するはずですが、こちらの環境で動作確認できないため、公開できません。個別にご相談ください
・もちろん「マクロを有効」にしていただかないと動きません
・精密に計算させるためには、出稿期間と集計期間、クッキー期限等を細かく調整する必要があります
ー出力結果(例)ー
ダウンロードはこちら。
基本的にこの件はサポート対象にはしておりませんが、バグ・ご意見等ございましたら
ひとまずエビスサポートセンター宛にご連絡をお願いいたします。